先日、Twitterにて投稿させていただいたのを基に( http://togetter.com/li/316046 )各アルバムに一言加えるだけの形式でやらせてもらいます。
20.Raujika/Lost Imagination
日本のビートメイカーRaujikaの三作目となる作品。今作は前作の大胆なストリングスが奏でるファンタジックな世界観な中に織り込まれるラップから打って変わってインストゥルメンタルとして出され、Rujikaがやりたいことを全面にぶつけてきた作品でした。オリエンタルな音と繊細なエレクトロはSerphが好きな方にもオススメです。
19.Ital/Hive Mind
ここ最近、傑作をリリースしまくりで勢いがあるPlanet MuからDaniel Martin-Mccormick(Black Eyes、Mi Ami、Sex Worker)によるソロプロジェクト、Italのデビュー・アルバム。このアルバムの一曲以外全て7分を超える大作でクラシカルなシンセや難解な展開、 パーカッションが特徴的なハウス
18.Mirroring/Foreign Body
GROUPERのLIZ HARRISとTINY VIPERSのJESY FORTINOによるコラボユニットMirroringのデビュー・アルバム。ドローンのようなスローなテンポでフォーキー、綺麗なウワモノの音とボーカルから醸し出されるアンビエント。適当
17.Les Discrets/Ariettes Oubliees...
フランスのシューゲイザー/ポストブラックメタルバンド。Alcestのようなテイストで程よく激しいブラックメタル要素が静と動を作り、感情を音で表している快作である。
16.Lone/Galaxy Garden
前作同様デトロイト・テクノサウンドが引き継がれており、今作はそれを基にベース・ミュージックを取り入れたアルバムだった。リード音が多彩な展開をするので飽きることなく聴ける印象でした。
15.Mouse On Mars/Parastrophics
Mouse on Marsの久々の新作。ユニークなビーツ、メロがとても印象的で面白く、まだ引けをとらないと感じられた作品でした。
14.Demdike Stare/Elemental
昨年はAndy Stottによるリリースが素晴らしかったModern Loveから大本命であるDemdike Stareの新作。過去作同様、禍々しい雰囲気から織り出されるトライバルなビーツやドローン、エクスペリメンタルが縦横無尽に駆け巡る超異端なダブテクノは健在だが、今作は少し纏まった作品であった。来日公演楽しみ!
13.Aaron Dilloway/Modern Jester
ノイズ、エクスペリメンタル。もうノイズの上にまたノイズが乗る展開が気持よすぎます
12.John Talabot/Fin
心地良いトロピカル要素が特徴なディープハウス。音色を重ねないシンプルな構成がすんなりと耳に入っていくので心地良く、この作品にのめり込める。
11.Death Grips/The Money Store
エクスペリメンタル・ヒップホップ。前作より洗練されドラッキー、多彩な曲になった今年の問題作。僕は前作にあたるミックステープ『Exmilitary』が粗くて好きです。
10.深水チエ/MIF Or MIA
同人音楽。満を満たして出された深水チエによる1stフル・アルバム。ウィスパーボイスが聴くものを虜にされる素敵な歌声で本当に聴いてると癒されます。
下のリンクから全曲試聴が出来ます。また同人音楽のため、CDショップでは扱ってないため、あきばおーこくなどの委託ショップでの購入となります。
http://rgr.raindrop.jp/mif/
9.Actress/R.I.P.
ベース・ミュージックを軸にテックハウス、アンビエント、エレクトロ、エクスペリメンタルを織り交ぜ独創的に仕上げた快作。
8.livetune Feat. 初音ミク/Tell Your World EP
-
livetuneことkzによる作品。華やかでセンチメンタルにインターネットでの繋がりを歌い上げたダンスチューンなTell Your WorldはMOGRAを始めとするアニソンクラブ界隈のアンセムソングになったと思います。
7.LiSA/LOVER”S”MiLE
LiSAの待望の1stフル・アルバム。昨年、Fate/ZeroのOP、oath sighにて注目浴び今年になり出された今作は、数々の楽曲提供者によって作られた多彩な楽曲により、彼女LiSAの色んな面が見られる作品であり、ポップでロックな素敵なアルバム。結婚して下さい
6.Monolake/Ghosts
3年ぶりのフルアルバム。アルバムタイトルの名の通り、幽玄的でジワジワと攻めてくる作風。グリッチノイズの使い方がたまらないダブテクノでした。
5.Shackleton/The Drawbar Organ EPs/Music For The Quiet Hour
文面では表現出来ない妖しさとトライバルなビーツ、ワールドミュージックにも通じる次世代なダンスミュージック。言わずもがな、すぐ聴いて欲しい名盤。
4.Beach House/Bloom
大傑作であった前作『Teen Dream』から二年振り、待望のリリース。前作の延長線でありながらも、クオリティーの高い作品でした。
3.Traxman/Da Mind Of Traxman
今もっとも新しく注目を浴びつつあるJuke/footworkの立役者となったシカゴ・ハウス大御所Traxmanによるフル・アルバム。非常に整った作品でシカゴ・ハウスを彷彿としながらも新しいサウンドJukeを堪能できる今年、派生するであろうjukeシーンのマイルストーンとなるアルバムだと思います。
2.my sound life/wordless garden
同人音楽。今年も出ました!茶太りんとIyunaによる切なさキラキラロックユニットmy sound lifeによるアルバム!!!茶太りんの天使の歌声と切なさキラキラロックサウンドの組み合わせが最高です!前作の前向きで明るい楽曲と比べ今作は攻撃なサウンドと何か含みをもたせた歌詞が特徴です。my sound lifeは前作から凄く良くなってきているので、前作『new way to the star』と一緒に聴いてみてください。
1.Voices From The Lake Feat. Donato Dozzy & Neel/Voices From The Lake
イタリアのテクノアーティスト、Donato DozzyとNeelによるコラボレーション・プロジェクトVoices from the Lakeは昨年の夏に日本で開催されたLabyrinthをきっかけに誕生したプロジェクトである。そしてこのプロジェクトによって出された今作は、トライバルなミニマル、アンビエントであり、アルバム一枚が一つの楽曲となる壮大な構成、展開となっており、M1のLyoからM2のVegaから繋ぎ、次第に音が増減し展開を魅せていく中でM6のMeikyuに繋がる様は最高。そして尚、繋がれていく音はラストトラックのHgsに収束する完璧な構成でした。